伊豆の海の中で春を感じるのは海水の濁りから。
水温が15〜16℃になると、海水中のプランクトンが増えて透明度がよくない春の潮に。透明度は下がり、水中に届く光が少ないために、岩肌が見えにくくなる程に岩場では海藻が成長します。
魚の繁殖行動が盛んになり、稚魚たちがアチコチで群れはじめ、それを狙って他の魚が増え…グングンと魚数が増していきます!
マクロシーズン突入!生物観察ダイビングが盛り上が
貝の産卵
マトウダイの幼魚。
ブイ下〜水深18m辺りをゆらゆらと漂う姿が観察できます。あまり泳がないために、被写体にももってこい!キレイな背びれや、的の形をした胸の模様の美しさをじっくり堪能しましょう!
アイドルのダンゴウオはまだまだ健在!
その小ささも愛らしい魅力の一つですが、この時期では、すくすく成長した観察しやすいサイズに出会えます!遭遇率も上がってきますのでお見逃しなく!
サメのシーズンでもあるこの季節。
砂地ではカスザメ、上半身がエイで下半身がサメという不思議な外見が人気のサカタザメやウチワザメ、シビレエイ、ヒラタエイが見られます!
岩場では、ネコザメ、ナヌカザメ、ドチザメが登場!!
中でもドチザメは同じ穴の中に10匹くらい入っていて迫力満点!
また、ナヌカザメが卵を産み付けに来るのもこの頃。貴重な卵も見れてしまうかも!
不思議な形をした卵は、独特の形から“人魚の財布”とも呼ばれています。
ウミウシシーズンっ!
マクロな視点だからこそ出会えるお宝シーン満載
キビナゴ、アジ、イサキ
ヒラメ、カレイ、ミノカサゴ、ホウボウ
|